海外毛糸の表記が難しい-日本の太さに変換
海外毛糸サイズ一覧表
海外の編み物パターンを手に入れて、いざ毛糸を選ぼうとしたとき「Fingering」「DK」「Worsted」……見慣れない言葉が並んでいて、どれを買えばいいか迷ったことはありませんか。 草木と羊で取り扱う毛糸も、多くが海外ブランドのもの。タグや商品ページに書かれた英語の太さ表記を読めるようになると、毛糸選びがぐっとスムーズになります。
| アメリカ(US) | 英国 (UK) | 日本の呼称 | 10cmゲージ | 推奨針 (mm) |
|---|---|---|---|---|
| Lace | 1–2 ply | 極細 | 33–40+ 目 | 1.5–2.25 |
| Fingering | 3-4 ply | 合細〜中細 | 27–32 目 | 2.25–3.25 |
| Fine | Sport (5 ply) | 中細〜合太 | 23–26 目 | 3.25–3.75 |
| Light | DK (Double Knitting) | 合太〜並太 | 21–24 目 | 3.75–4.5 |
| Medium | Aran / Worsted | 並太〜極太 | 16–20 目 | 4.5–5.5 |
| Bulky | Chunky | 極太 | 12–15 目 | 5.5–8.0 |
| Super Bulky | Super Chunky | 超極太 | 7–11 目 | 8.0–12.0 |
| Jumbo | Jumbo | 超々極太 | 6目以下 | 12.7+ |
※ ゲージ・推奨針はメーカーや糸の種類により異なる場合があります
そもそも、毛糸の太さに「規格」はあるの?
実は、「直径○ミリならこう呼ぶ」という厳密な国際規格はありません。太さの分類は主にゲージ(一定面積に何目入るか)をもとに決まっています。 ゲージとは、たとえば「10cm四方にメリヤス編みで28目入る」という情報のこと。この目数をもとに「この糸はFingeringだ」「これはDKだ」とメーカー側により分類されていくわけです。かなりふわふわした分類ですよね。 つまり、英語の名称はあくまでも目安。メーカーによってや、編む人の手の加減によっても変わるので、厳密に一致するものではありません。
英語での毛糸の太さの表記と日本語の対応
Lace(レース)
レース編みやショールに使われる極細糸。繊細な透かし模様を編みたいときに選びます。棒針は0〜1号が目安。
Fingering / 4ply(靴下糸)
靴下編みの定番。草木と羊でも取り扱いの多いWYS Signature 4plyはまさにこのカテゴリです。細くてしっかりした糸が多く、日本語では「中細」に近い太さ。「Sock Yarn(ソックヤーン)」と表記されることもありますが、これはメーカーが「靴下におすすめ」と示しているだけで、もちろん靴下以外にも使えます。
Sport(スポーツ)
Fingeringより少しだけ太め。日本語の「合太」に近い感覚です。軽くて編みやすく、夏のトップスや春秋のショールにもよく使われます。
DK(ディーケー)
「Double Knitting」の略。日本語では「並太」に近く、汎用性が高いので海外パターンでも非常に多く登場します。セーターからハット、バッグまで幅広く対応できる使い勝手のよい太さです。
Worsted(ワーステッド)
日本語では「中太」あたり。セーターやカーディガンの定番サイズで、編み進むのが早く達成感を得やすい太さです。海外パターンでも最も多く使われる太さのひとつ。
Aran(アラン)
アイルランドのアラン諸島発祥のケーブル編みに使われることが多いことからこの名が。Worstedより少し太め。日本語では「極太」に近い太さ感です。
Bulky / Super Bulky(バルキー・スーパーバルキー)
極太〜ジャンボサイズ。太いぶん編み目も大きく、サクサク編めるのが魅力。大きなブランケットや冬のアウター小物に使われます。
「ply(プライ)」って何?
海外の毛糸を手にされたとき、ラベルに「Needle size: 4mm / US 6」のような記載を見パターンに「4ply」「8ply」などと書かれているのを見かけることもあります。これは糸の撚り合わせ本数を表しています。4本の糸を撚り合わせたものが4ply。 ただし、撚り本数が多いからといって太いとは限りません。細い糸を4本撚ったものはやはり細い。plyはあくまでも構造の話で、太さの目安としては前述のゲージのほうが確かです。
迷ったときは、ゲージをたよりに
「DKと書いてあるけど手持ちの糸がDKかどうかわからない」というときは、糸のタグに記載されているゲージ(棒針号数と目数)を確認してみてください。糸のタグには「4mm / 22sts × 30rows = 10cm」のような情報が書いてあることが多く、それを参考にすることで太さの見当がつきます。 草木と羊では、各商品ページに太さの情報を記載しています。海外パターンで指定されている太さと照らし合わせながら、ぜひ糸選びを楽しんでみてください。気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。

